葛藤からの俯瞰
人と関わる以上、期待をしてしまう。結果が期待値を超えたり、下回ったりする中で、当事者は葛藤を抱えることになる。
この葛藤こそ、愛おしい。葛藤の中、当事者の視座が俯瞰方向に発達するとき、葛藤が消失することもある。
葛藤から逃げても、同じパターンの葛藤が別の事案で発生する。振り返ると、自身の観察眼のフォーカス性能、感度、画角、そしてミラーの透明度の自在性がより良くなっていくことが葛藤の果実である。
そもそも、期待からの撤退も推奨されるが、僕は違うと思っている。期待するベクトルを関わる全ての人が良くなる方向に向けつつ、当事者の裏切りを含めて包摂するような、長くて広くて深い期待を描き切ることに希望を持っていたい。
こういう期待を持ててる人と相対すると、なにも期待していないかのような印象となり、相手に押し付けたり、放置していたりいるようなリスクも減ると思っている。
ワインブドウの枝継ぎ。枝はどんな葛藤を抱え、結実させているのだろうか。
いろんな事案を引き受けつつ、より良い未来に着地させるためにナイスな期待をデザインしていきたいよな。