自分の面倒を自分でみれるようになるまで
”じぶん”ってヤツは、謎の生態である。自身を懸けた実践の中、「これでもない。」、「あれでもない。」、「それでもない。」という実感に至り、輪郭を捉えることができる。
しかも実践にも様々な段階がある。捨て身の挑戦が必要な段階、背負いきれないから仲間が必要な段階、コペルニクス的な価値の再構築により独歩するしかない段階なんてのもある。
大切なのは、自分が思っていることと、やっていることと、喋っていることを一致させ続けること。
着想し、仲間に語り、現実化にしたときに、思いが更新される。顕在化された価値観の座標軸における外れ値(違和感、想定外の喜びなど)を観測することで、未知の”じぶん”に至る道しるべを発見できる。
この道しるべを発見したのなら、今度はそこに立脚して、語り、行動し、現実を他者と分かち合うことで、更なる道しるべを得ることになる。
マーケットイン的勇者を目指し、努力した26歳。島津がいたからこそ踏み出せた捨て身の挑戦では、”じぶん”の甘さ、依存性、自律の大切さを知った。気付いてしまったからこそ、独りで始めた30歳。カネと欲望と聖なるものをプラットホーム設計に埋め込み、実装していく日々。”じぶん”が他者の成長に直面することが好きなことや、人間の多面性を理解した。
不惑の40。ぐらぐらに揺らぎながらも、実践で捉えた基盤は定まっている気がする。多大なるご迷惑を家族、社員、仲間たちに喰らわせながら、自覚し、気付かされ、”じぶん”の輪郭がだいぶ見えてきた気もする。未だに謎の生態ではあるのだが...。
謎だらけで、面倒くさい”じぶん”の面倒をやっと自分でみれるようになった気がする44歳。社員、ビジネスパートナー、ご贔屓のみなさんとの関わりの中でお互いに発見し、その喜びを分かち合いたい。
春。ノビル。発見できると嬉しいよね。